◆施工方法◆

チャコボードの施工必要枚数は、空立方当り約0.4u程度を壁及び天井に施工することにより充分性能を発揮します。

≪6畳間の場合≫9.9u×天井高2.6m=25.74u

           25.74×0.4=10.3u

チャコボード寸法が910mm×910mmですので約10枚を壁及び天井に施工して下さい。

施工時の注意事項
  • チャコボードの取付施工時にはステンレスビス又はステンレススクリュー釘を使用して下さい。(吸湿作用があるため、鉄サビの出る恐れがあります。)
  • 下地材へのビス及び釘の止め間隔は100mm〜200mm以内として下さい。
  • チャコボード施工後の下地処理は、市販のパテ材を使用し、通気性を考慮して処理部分はジョイント部分とビス頭のみとして下さい。(現在市販されているパテ材は通気性が無く、全パテ施工はできません。)
  • 木下地等が濡れている場合には施工を中止し、乾燥させてから作業を行って下さい。
  • 施工時の仕上げには、不織布、織布、天然素材系の通気性のある壁クロスをご使用下さい。(市販の物が販売されています。)
  • 壁及び天井クロスを施工する際の糊について、酢酸ビニール系の接着剤の使用は避けて下さい。
  • 有害物質の比重は空気よりも思いものが多いため、特に寝室の場合には壁面下部への施工が効果的です。
  • チャコボードを床面に施工する場合は下地に構造用合板を貼って下さい。
  • 塗り壁仕上げの場合、ジョイント部に亀裂の発生する場合があります。
施工後の注意事項
  • 室内空気中の有害物質及び悪臭はチャコボードに接触したときに吸着されます。室内空気が滞留する場合は効果が出にくいので、室内空気の循環を考慮して下さい。(通気口の取り付け、窓開け換気、ファンの取付、扇風機の使用等)
  • チャコボード施工面が水等で濡れた場合は、乾いた布等で拭いた後、乾燥させて下さい。
  • 常に湿気の発生している環境でのご使用はお控え下さい。(厨房、浴室等)
取扱注意事項
  • チャコボードの特徴である吸湿・・発散効果により多少の変型をしますので、ご注意事項を厳守願います。
  • 材料の保管場所はできるだけ湿気のない場所、又は室内に保管して下さい。
  • 集積は横積みとし、縦積み、立て掛け等はしないで下さい。
  • 材料の保管について、直接土間等には置かないで下さい。又、下部には定規等を置き、全体が平らになるよう保管して下さい。
  • ボードの角等が欠けないように、取扱いには十分注意して下さい。
  • チャコボードの上に乗ったり、重たいものをのせたりしないで下さい。
  • チャコボードは建築用壁建材です。不適切な用途への使用は禁止します。
  • チャコボードを口に含んだり、食べたりしないで下さい。
  • チャコボードを擦ったり磨いたりすると、炭の粉がでますので行わないで下さい。
  • チャコボードを棚板に使用する場合は必ず補強下地を入れて下さい。

その他、施工に関するご質問等も下記までご連絡願います。

株式会社 白鳥 備長炭事業部<炭ボード担当>まで

TEL:03-3444-2251 FAX:03-3444-2253

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